2024年12月20日
青森県経友会の2024年と今後の課題
青森県経友会の近田専務理事です。
皆様には、いつもお世話になり大変感謝しております。
誠に有難うございます。
今日も、皆様のお役に立てるようベストを尽くします。
今日は、私が主催しているLine グループの投稿を紹介致します。
青森県経友会の今年を振り返りますと
試験合格のインドネシア人特定技能者が初めて
入国しました。初めてのフィリピン実習生受け入れの面接
が終了して、入国待ちです。
インドネシア人特定技能者は、13名入国しましたが
現在転職がゼロ、現場でのトラブルも報告なしです。
ベトナム人実習生1名が入国して数ヶ月で台湾で働く
という事で実習を中断しました。
電子機器組立のベトナム人実習生8名が受注不振により解雇されましたが
8名とも無事に転籍しました。転籍後は、残業も多く手取り収入も
大幅に増えたそうです。
企業さんにとっての大きな課題は、外国人労働者の定着です。
青森県経友会でも一部の企業さんは、破格の高待遇で
外国人労働者を定着させています。
大部分の企業さんは、定着をあきらめて実習生を3年で終了させています。
実習終了で減った分は、新しい実習生を補充しています。
青森県経友会でも外国人スタッフを定着させる為に待遇改善などに
取り組んでいます。支援機関が外国人を定着させることが出来ないのでは企業さんにアドバイスする資格がありません。青森県経友会では、何とか外国人の方々が定着しています。企業さんが実習3年で終了させるのは
もったいない話ですが特定技能になってから中途半端な時期に
転職されると補充が間に合わないので大きな損失になります。
実習の場合期限が決まっていますのでそれに合わせて
実習生の受け入れが出来ます。
しばらくは、こういう状況は続きそうです。
私自身も毎日ありとあらゆる本を読むなどしたり
考えたりしながらこの問題に取り組んでいます。
小さな努力を続けてベストを尽くすしかないと思っています。