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2023年01月25日

送り出し機関での実習生の選抜

青森県中小企業経友会の近田専務理事です。

まずは、ベトナムの送り出し機関についてお話しします。

インドネシアとは、システムが違うようです。

青森県経友会の受け入れは、現在ほとんどがベトナムで一部がインドネシアです。

インドネシアは、一昨年から面接を開始しました。

大きな理由は、コロナ禍にあってベトナムで募集が出来なかった為です。

特に農業、建設はまったく募集が出来ませんでした。

当時日本は、入国禁止措置をとっていたので入国予定日時が明確に

ならないと借金で経費を賄っている実習生にとって借金返済の目処が立ちません。

借金を返さないと利子が膨らんで返済不能になります。

送り出し機関と契約締結することが出来ないので当然です。

なのでやむなくインドネシアから受け入れることにしました。

インドネシアは、ベトナムより早くコロナ感染が拡大して

既にコロナは、相当落ち着いていましたので募集が可能になっていました。

経友会が受け入れているベトナムの送り出し機関は、VILACOという送り出し機関です。

青森県経友会がVILACOの日本実習生の最初の方々を受け入れました。

VILACOでは、日本からの求人があると地方の県、市町村の労働局などを通じて実習生

を募集します。

応募者が多い場合は、事前にスクワット300回出来る人などの

条件を出しますが現在それほど多くないので応募者のほぼ全員が

面接に参加します。

そうすると送り出し機関の事前面接がないのでニートとか引きこもりの

方、実習不適格者が混じることになります。

面接する方が自分の勘のようなものに頼ると失敗することも多くなります。

私が面接する場合は、必ずスクワットテスト15分で300回、

簡単な算数、手先器用さテスト、握力テスト、20キロの持ち運びテスト

などを行います。

算数テストは、体力だけがあっても足し算、引き算も出来ないと

仕事にならないからです。

スクワットの回数と日本語学習能力、真面目さ、やる気などは

100%に近いほど正比例します。

筋肉量とやる気ホルモンのテストステロン分泌量は

比例するそうです。

スクワット回数の多い人は、やる気があり健康で素直な人がほとんどです。

少ない人は、仕事が遅くて、いい加減、わがまま、病気、日本語能力が低い

失踪などの可能性が高いです。

スクワット15分で300回出来る人は、実習そのものに関するトラブルは

ゼロです。

スクワットの回数で生活習慣が分かります。

仕事、スポーツ、日常生活で筋肉を使用したり

タンパク質の多い食生活、充分な睡眠時間など

健全な生活を送っています。

そうでない人は、身体を動かさない生活、糖分の多い食事、ゲームばかりやって

極度の睡眠不足など、実習生不適格者の生活を過ごしています。

なのでベトナムでの面接でスクワットなどの体力テストは極めて重要です。