企業生き残りの必殺技、尊敬力

青森県経友会の近田専務理事です。

皆様には、いつもお世話になり大変感謝しております。
誠に有難うございます。
今日も、皆様のお役に立てるようベストを尽くします。

今日は、私が主催しているLine グループの投稿を紹介致します。

先日青森県の大規模農家さんから
特定技能2名、技能実習生2名の求人を頂きました。
これで年間9名の外国人を採用する事になります。

合計数十名の外国人労働者が在籍しています。
1農家では、全国的にも珍しいと思います。
10年前は、どちらかというと小規模農家でした。
急成長の秘密は、実習生を尊敬しているという事です。
実習生が5名の時に社長のお母様があまりに口うるさいので
全員帰国したいといいだしました。
実習生の意思はかなり固いように見えました。
そこで私が仲裁して、お母様が口うるさく言わないように
しました。それで実習生が帰国しない事になりました。
零細農家で実習生5名が帰国すると破綻する可能性は
極めて高くなります。実習生は、私の事を大好きなので
私の言うことは、割合よく聞きます。
なのでこの社長さんは、私に感謝しますし
頼りにしてくださいます。
私のこの時のアドバイスが「実習生を尊敬すれば自分が実習生に
尊敬される。」です。今では、私が実習生のことを上から目線で
いったりすると社長さんに叱られます。
ある時私が「3バカトリオ」は、どうしてますか？
と言ったら「3バカトリオ」なんて言うな。」と叱られました。
3バカトリオは、社長の奥様などがよく言っている言葉です。
ちょっと真似して言ったら叱られてしまいました。
素晴らしい社長さんで感動しました。

私が世の中でもっとも尊敬している社長さんです。
社長さん以外の日本人の方々は、実習生を尊敬するほどでは
ありませんがお母様も優しいしとても良い職場です。
お母様の口うるさいのもごく普通の事です。
特にひどいわけではありません。
ただ普通に扱っているとなかなか外国人労働者は
定着しません。
「尊敬する。」は、あらゆる人間関係で役立ちます。
吉田松蔭さんは、「人を尊敬する。」ことで日本に
大きな影響を与えました。
まずは、パフォーマンスでも良いので
相手を尊敬してみてはいかがでしょうか？